「沖縄の声伝えた」 県議会自民会派、訪米成果を強調


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 10日から訪米視察していた県議会の沖縄・自民会派(中川京貴会派長)は16日夜、帰任した。中川会派長は那覇空港で記者団に「米海兵隊トップらとじかに会い、沖縄の基地負担軽減を日米でしっかりやってほしいという声を伝えることができた」と成果を強調した。

 沖縄・自民会派としては初の訪米。ネラー米海兵隊総司令官やヴォスティ米国防総省日本部長代行、チャン米国務省日本部長らと面会し、米軍普天間飛行場の危険性除去や沖縄の基地負担軽減などを要請した。

 中川会派長らによると、応対したネラー総司令官らは「日米合意にのっとり、一日も早い普天間飛行場の返還を進める」などと回答したという。

 県ワシントン事務所を視察した感想を問われ、照屋守之県議は「ほとんど機能していないと感じた。9月定例会でしっかりただしていきたい」と語った。