登川さんの墓前で演奏 弟子30人が元旦奉納


この記事を書いた人 松永 勝利
初日の出を三線の演奏で迎える琉球民謡登川流研究保存会の会員ら=1日午前7時半ごろ、沖縄市内の故登川誠仁氏の墓前

 【沖縄】琉球民謡登川流研究保存会(徳原清文会長)は1日午前、沖縄市の「遍照寺沖縄市桃原霊苑かなさ」内にある宗家の故登川誠仁氏の墓前で、初日の出を三線の演奏で迎えた。登川氏の弟子ら約30人が「かぎやで風」と「豊節」、「油断しるな」を奏で、研究会の発展を祈願した。
 元旦の演奏は登川氏が亡くなった2013年の翌年から毎年、実施している。
 徳原会長は「誠仁先生の教えを守って会が発展し、会員が健康な1年になれば」と語った。【琉球新報電子版】