小野寺氏「どこ飛んだか把握できず」 米軍提示した飛行否定の航跡図 改めて学校上空飛行確認を強調


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小野寺五典防衛相

 【東京】小野寺五典防衛相は23日の会見で、米軍ヘリが18日に普天間第二小上空を飛行した問題を巡り、上空飛行を否定する米軍から提示された航跡データを確認したと明らかにした。その上で「それがどこを飛んでいるかどうかというのは私自身は把握できなかった」と述べ、改めて防衛省としては学校上空の飛行を確認したと強調した。

 小野寺氏は沖縄防衛局の職員3人や監視カメラで確認しているとした。米側に提供した監視カメラの映像に対する反応は23日午前までにはないという。【琉球新報電子版】