「あったー」合格1万3545人 沖縄県立高校で発表


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番号を見つけて喜ぶ受験生と保護者たち=13日、宜野湾市の中部商業高校(具志堅千恵子撮影)

 2018年度一般入試の合格発表が13日、沖縄県内の県立高校と特別支援学校高等部であった。全日制、定時制、特別支援学校高等部に1万3545人が合格した。

 宜野湾市の中部商業高校(與那覇正人校長)では午前9時、合格番号が張り出された。番号を見つけた受験生は「あった」「やったー」と歓声を挙げ保護者や同級生と抱き合い喜びを爆発させた。総合ビジネス科に合格した浦西中3年の比嘉空蘭(そらん)さんは「簿記やパソコンの資格をたくさん取りたい。高校生活が楽しみだ」と期待に目を輝かせた。

 新里紹弘さん(54)、みどりさん(同)は孫の平安山愛妃さん(美東中)の合格を見届けようと、内緒で石垣島から駆け付けた。「娘の時とは比べようがないぐらい緊張した」と話し、番号を見つけると、愛妃さんを抱きしめて喜んだ。

 合格者が定員に満たなかった県立高校44校97学科と特別支援学校高等部16校で2次募集を行う。定員は全日制1727人、定時制324人、特別支援学校高等部288人。出願日は14、15の両日となる。