瀬良垣でカーエー3匹


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5月10日、瀬良垣海岸で33センチ2匹と39センチのカーエーを釣った玉城正一さん

 ゴールデンウイークが終わって各地でタマンやカーエーが釣れている。10日、1年を通してカーエーを追い求めているガルツ・テクニカルスタッフの玉城正一さんから取材のお誘いがあった。

 カーエー釣りは一番にポイントが重要で、釣れているポイントは多くの釣り師が押し寄せるため、釣り座の確保が厳しいことも多い。特に瀬良垣のポイントは釣り座が狭いので、玉城さんは早朝から釣り座に入った。

 昼過ぎまでにマーエーやトカジャーなどがポツポツとヒット。最初にカーエーがヒットしたのは午後1時59分。右に左に暴れ回り、釣り人を楽しませる。33センチの中型だったが、1匹釣れたので玉城さんは胸をなで下ろした。

 次にヒットしたのは午後4時48分で、33センチのカーエー。最後は午後5時30分。ヒットした魚は最初、左に走った。竿(さお)が大きく曲がったが、ドラグを締め、強い引きに耐えていると、今度は右に走った。必死の抵抗を見せたカーエーだったが、百選錬磨の玉城さんの巧みな竿さばきで、あっさりタモ網に39センチが収まった。この日3匹目のカーエーを釣って納竿(のうかん)した。

 ベストシーズンを迎えたカーエー釣り。マナーを守ってカーエーの強い引きを楽しみたい。

 (おきなわ釣王国社・仲栄真修)

5月13日、宜名真沖で72.5センチ・5.29キロのアカジンを釣った照屋寛秋さん
5月11日、浜比嘉島でテラピアを餌に103センチ・29.4キロのロウニンアジを釣った喜屋武由盛さん

5月15日、西崎海岸で44センチ・2.07キロのカーエーを釣った大屋義樹さん
5月9日、糸満海岸で61センチ・2.87キロのタマンと48センチ・2キロのマクブを釣った大城達也さん

5月6日、本島東海岸で35.2センチ・0.51キロの尾長グレを釣った天願夏生さん(バラさぁ~部)
5月6日、石垣島離島桟橋で69センチ・3.75キロのタマンを釣った与那嶺太さん

5月6日、玉城海岸で65センチ・3.48キロのタマンを釣った金城由樹さん(左から2人目) と海クァーサーのメンバー
5月7日、那覇一文字で90センチ・8.8キロのキハダマグロを釣った金城善仁さん

5月12日、伊計島で54センチのタマンほかを釣った具志堅新志さん
5月4日、那覇一文字で61センチ・2.74キロを筆頭に6匹のタマンを釣った当銘睦さん(沖縄釣道會)