ナカチンジでバショーカー


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5月18日、ナカチンジで69センチ・3キロのバショーカーほかトカジャー、ウメイロモドキ、グルクンを釣った比嘉秀史さん(左)と東稔也さん

 18日、釣研スペシャルスタッフの比嘉秀史さんからのお誘いで、慶良間のフカセ釣りに同行取材した。午前4時半に那覇北マリーナから出船し、北回りでベーベー、タッチュー、離れを回って、2時間ほどでナカチンジ(長内瀬)に、比嘉さんと東稔也と私の3人で渡った。

 ナカチンジは魚影の濃い一級磯なのだが、足場が悪く小さい離れ磯なので、天候が良い時でないと渡れない中上級者向きのポイント。大小さまざまな魚が狙えて、以前2人そろって70センチオーバーのバショーカーを釣り上げた実績がある。

 東さんはオーソドックスなフカセ釣りでグルクンやウメイロモドキ、トカジャーなどをコンスタントに釣り上げた。比嘉さんはムロアジの冷凍餌やグルクン生き餌のするするー仕掛けで大物を狙った。時々小さなアタリがあり生き餌がボロボロになって上がって来るが、大物はヒットしなかった。昼前になって比嘉さんもフカセ釣りに切り替え、グルクンやウメイロモドキ、トカジャーなどを釣り上げた。

 午前11時40分、東さんの竿(さお)をひったくっていくようなアタリ。ドラグを効かせ、巧みにやり取りをしていると数分後、角を持った大きな魚が浮いて来て、比嘉さんがタモ入れをした。これが69センチ・3キロのバショーカー。午後2時半に納竿(のうかん)した。丸沖つりぐ(電話)098(867)0458。

 (おきなわ釣王国社・仲栄真修)

5月16日、名護湾で118センチ・7キロのサーラを釣った我如古脩人さん
5月19日、西原漁港で15センチのウメイロモドキを釣った島袋愛士君

5月15日、国頭海岸で85センチ・8.1キロのカースビーを釣った仲村美菜子さん
5月15日、宮城島で69.5センチ・3.12キロのタマンを釣った新里拓也さん(珍福会Jr.)

5月20日、慶良間の磯で63センチ・5.68キロのゴマモンガラをハリス3.5号で釣った川武達徳さん
5月13日、浜比嘉島で69センチ・4.1キロのタマンを釣った新垣孝太さん

5月20日、那覇一文字で67センチ・3.77キロと61センチ・2.84キロのタマンを釣った山里昌志さん
5月12日、糸満沖で15キロのロウニンアジを釣った伊藤勝敏さん(南美丸)

5月20日、津堅沖で93センチ・15.1キロのアーラミーバイを釣った新里正勝さん
5月17日、渡嘉敷島で110センチ・13.7キロのロウニンアジを釣った新垣克さん