【沖縄】プロバスケットボールBリーグ1部の琉球ゴールデンキングスは28日、ホームタウンの沖縄市役所でシーズン終了報告会を開いた。
西地区で優勝し、Bリーグの年間王者を決めるチャンピオンシップで準決勝まで進んだ選手たちを一目見ようと、会場となった市民ホールはブースターで埋め尽くされた。小学校3年生向けの「ドリームスタディドリル」がキングスから沖縄市に贈られた。
運営する沖縄バスケットボールの木村達郎社長は「キングスがこのように成果を一つ一つ確実に上げることができたのは、すべては沖縄市の温かいサポートのおかげだ。キングスが大きく飛躍するための、ひとつひとつの温かいサポートが大きな力につながっている。これからもご支援お願いします」とあいさつした。
桑江朝千夫沖縄市長は「私たちも大興奮でそれぞれの試合を応援した。キングスの皆さんが沖縄のバスケを盛り上げ、バスケ熱を高めてほしい。来年は念願の日本一の報告が受けられることを楽しみにしている」と激励した。
岸本隆一主将は「声援が力になって、シーズンを戦えた。これからも沖縄市が日本のバスケットの中心であることができるように頑張っていきたい」と詰め掛けたブースターらに感謝した。
アイラ・ブラウン選手とヒルトン・アームストロング選手のファンという仲地太河君(13)=山内中1年=は「(選手たちは)かっこよかった。来シーズンは全勝で優勝して、チャンピオンシップでも優勝してほしい」と期待した。【琉球新報電子版】