学童クラブ待機760人 前年比88人減、初の減少 沖縄


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 共働き世帯など昼間に親が家庭にいない小学生を放課後に預かる放課後児童クラブ(学童クラブ)に申し込んだが入所できなかった待機児童は、5月1日時点の速報値で760人だったことが19日分かった。2017年度より88人減った。沖縄県子育て支援課によると調査を始めた12年度以来、減少したのは初めて。

 19日の県議会代表質問で、県子ども生活福祉部の大城玲子部長が答えた。

 大城部長は、学童クラブの設置数は15年は377カ所だったが、18年は452カ所に増えたと説明した。

 19年度末までに486カ所を整備するとして「引き続き市町村と連携して、放課後児童クラブの整備と登録できない児童の解消に取り組む」と述べた。

 仲田弘毅氏(沖縄・自民)、照屋大河氏(社民・社大・結)の質問に答えた。