那覇一文字で25㌔ ガーラ


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社
6月7日、那覇一文字で120センチ・25.5キロのガーラ(ロウニンアジ)を釣った大城恵人さん(フィードマン那覇支部)

 6日、フィードマン那覇支部の大城恵人さんは、タマンやガーラ狙いで那覇一文字に午後2時の便で渡った。

 まず、活(い)きエサにする小魚をたらし釣りで釣った。ある程度確保できたので、とりあえずタマンタックルを1本用意し10センチほどの小魚を生きたまま背掛けにして遠投した。投入直後から生き餌の小魚が逃げ回る反応があり、竿(さお)が大きく曲がったりしたが、なかなか食い込まない。

 大物がいると確信した大城さんは、竿先を下げて糸ふけを作り魚に違和感のないようにして、食い込むのを待つことにした。作戦が的中し、すぐに糸ふけがなくなり、大きく竿が締め込んだ。完全に食い込んだところで合わせを入れると、今度はしっかりと針掛かりした。異変に気付いた大物は、きつめに締めたドラグからラインを引き出し、沖に向かって走り出した。

 重量感はあるがスピードはなく、時折首を振るような手応えが伝わった。竿から伝わる引きの感じではサメだと思った。ハリスはフロロ16号なのでサメならすぐに切られるかと思ったが、ハリス切れすることなく獲物の勢いが徐々に弱くなってきた。ポンピングして寄せにかかると、掛かった魚はゆっくり右へ左へと走り回った。慎重にやり取りをし、ギャフを打って引き上げたのは120センチ、25・5キロのガーラ(ロウニンアジ)だった。

 (おきなわ釣王国社・仲栄真修)

6月13日、伊計島で94センチ・7.54キロのウマズラアジを、活きエビを餌に釣った大城洋人さん
6月17日、恩納海岸で61.7センチ・3.31キロのタマンを釣った花崎友紀さん

6月10日、恩納海岸で65.5センチ・3.62キロ、62.5センチ・2.94キロ、61センチ・2.76キロのタマンを釣った山城拓美さん
6月12日、石垣島白保海岸で66センチ・3.17キロほか2匹のタマンを釣った小島大護さん(チーム御用屋)

6月14日、嘉手納海岸で63センチ・3.2キロのタマンを釣った崎原篤さん
6月13日、名護海岸で49.5センチ・2.18キロのカーエーを釣った安里昇一さん(左)

6月17日、三重城海岸でヒロサー、アイゴ、オヤビッチャを釣った有銘盛吉さん、秀馬さん、良太さん
6月3日、石垣島平得海岸で73センチ・4.18キロのオニヒラアジを釣った宮城光平さん

6月12日、西崎モクマオウポイントで65センチ・2.88キロのタマンを釣った真地慶朗さん
6月17日、伊計島で66センチ・3.12キロのタマンを釣った玉城伸一さん