糸満ハーレーで会場熱気 西村が圧巻の総合優勝


この記事を書いた人 Avatar photo 宮城 久緒
アガイスーブで圧巻の強さを見せて優勝した西村のハーレーシンカら=24日、糸満市の糸満漁港中地区

 【糸満】台風6号の延期になっていた糸満ハーレー(同行事委員会主催)が24日、糸満市の糸満漁港中地区で開かれた。

 糸満独特の「クンヌカセー(転覆競漕)」や約2キロの長距離をこぐ「アガイスーブ」などがあり、ハーレーシンカ(こぎ手)が力強いエーク(櫂=かい)さばきを見せ、会場は熱気に包まれた。

 幕開けは糸満の古い集落「西村」「中村」「新島」が競い合う御願バーレーで、西村が勝利。クンヌカセーも西村が勝ち、メインイベントのアガイスーブでも西村が圧巻の強さで制し、総合優勝を果たした。タイムは12分6秒91だった。

 この日は糸満市喜屋武や八重瀬町港川でもハーリーが開催された。【琉球新報電子版】