図書館に新聞置く公立小中校増加 前回調査比12ポイント


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 文部科学省は2日、昨年5月時点で、児童生徒の閲覧用として学校図書館に新聞を置いている公立小は全体の36・7%、公立中は31・7%だったとの調査結果を発表した。前回2012年調査より公立小は12・2ポイント、公立中は12・7ポイント増えた。

 新聞を教材として活用するNIE(教育に新聞を)の取り組みが広がる中、政府は12年度から5カ年計画で、小中学校に新聞1紙を置く費用として毎年15億円を計上している。
 文科省の担当者は「国会で選挙権年齢を18歳以上に引き下げる議論もされており、子どもには複数の新聞を読み比べて、幅広い視野を身に付けてほしい」と述べた。
(共同通信)