首相70年談話「おわび」明記に賛成78% 本紙街頭調査


社会
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 安倍晋三首相が14日に発表する戦後70年談話で琉球新報は13日までに、日本軍がアジア諸国に進駐したことを「侵略」と認めることや「おわび」を盛り込むことへの賛否について、県民100人を対象に街頭アンケートを行った。その結果「侵略」と明言することについては77%が賛成、「おわび」を盛り込むことについては78%が賛成だった。

 戦前や戦中の日本軍のアジア進出について多くの県民が「侵略」と認識し、謝罪すべきだと感じていることが鮮明になった。
 アンケートは11、12の両日、県内各地の公共施設前や商業施設周辺など計22カ所で実施した。「おわび」を盛り込むことについて「賛成」と回答したのは10~30代が67.6%、40~60代が84.4%、70~90代が80.9%だった。